沢村、レッドソックスと2年契約で合意 米メディア

【ニューヨーク=共同】プロ野球ロッテから海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ挑戦を目指していた沢村拓一投手(32)がレッドソックスと2年総額300万ドル(約3億1500万円)で契約合意したと15日、スポーツ専門サイト「アスレチック」が報じた。
沢村は栃木・佐野日大高から中大を経て2011年にドラフト1位で巨人に入団。1年目に11勝を挙げ最優秀新人に選出された。15年から抑えに転向し、16年には37セーブで最多セーブに輝いた。昨年9月にロッテへトレードで移籍。ロッテでは救援で22試合に登板し、防御率1.71の好成績だった。通算成績は352試合で48勝52敗75セーブ、防御率2.77。
レッドソックスは100年以上の歴史を誇る伝統球団で、ボストンの本拠地フェンウェイ・パークは大リーグ最古。かつて松坂大輔や上原浩治ら複数の日本選手がプレーした。昨季は24勝36敗でア・リーグ東地区最下位。同地区のレイズには筒香嘉智外野手が所属している。