スピードスケートの全日本選抜中止 8選手がコロナ感染
日本スケート連盟は30日、山梨県で12月4~6日に開催予定だったスピードスケート全日本選抜競技会富士吉田大会の中止を決めた。11月に実施した3大会に参加した選手8人の新型コロナウイルス感染が確認されたため。
濃厚接触者は計14人で、9人は陰性だったが、30日午後8時の時点で5人が検査結果を待っている状況。同連盟は中止の判断について「選手を含む大会関係者すべての健康と安全を第一に考慮した結果」としている。
群馬県で行われた全日本学生選手権では29日に選手1人が検査で陽性反応を示し、同日の最終種目だった総合部門の男子1万メートルが中止となった。28日に体温が37度台後半だった同選手の容体は安定しており、宿泊施設に隔離されているという。〔共同〕