引退の福岡堅樹、初のMVPに ラグビーTL年間表彰
今季で18シーズンの歴史に幕を下ろすラグビー、トップリーグ(TL)の年間表彰式が24日、オンラインで行われ、最優秀選手(MVP)は優勝したパナソニックで、医師となるため現役最後のシーズンとなったWTB福岡堅樹が初受賞した。「引退するTL最後の年に最高の栄誉を頂いて本当に光栄」と語った。

新人賞はWTB竹山晃暉(パナソニック)とFB金秀隆(クボタ)が獲得した。ベストフィフティーンではプロップは稲垣啓太(パナソニック)が7季連続7度目の受賞。SOは得点王のボーデン・バレット(サントリー)が初受賞し、福岡は3季連続3度目の受賞となった。
TLは来年1月から新リーグに生まれ変わる。特別賞としてリーグ戦通算最多1282得点のFB五郎丸歩、リーグ戦通算最多出場のプロップ山村亮(ともにヤマハ発動機)らも表彰された。〔共同〕