ロッテのナバーロ、出場停止 開幕から4週間
プロ野球ロッテは29日、実弾を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕され、処分保留で釈放されたヤマイコ・ナバーロ選手(28)に3月中の全試合に加え、パ・リーグと2軍のイースタン・リーグの公式戦開幕からそれぞれ4週間の出場停止と、制裁金50万円の処分を科すと発表した。監督不行き届きで球団幹部にも減給などの処分を科した。
3月25日に開幕するパは4月22日から、3月12日に始まるイースタンは4月9日から出場可能となる。ナバーロ選手は球団を通じ「ファンの方々を失望させる結果となってしまい、本当に申し訳ありません」とあらためて謝罪した。3月3日から2軍の練習に参加する見通し。
山室晋也球団社長は厳重注意、林信平球団本部長と松本尚樹球団本部長補佐兼編成部長は減給、厳重注意処分となった。今後は外国人選手獲得の際に注意喚起する。
今季から加入したナバーロ選手は2月21日にオープン戦を終えて沖縄から宮崎に移動する際、那覇空港で実弾がバッグの中から見つかり現行犯逮捕された。オープン戦2試合で2本塁打を放つなど、中軸打者として期待されている。〔共同〕