広中・安藤らが五輪代表に 陸上の日本選手権1万メートル
陸上の日本選手権1万メートルは3日、東京五輪代表選考会を兼ねて静岡県袋井市の静岡スタジアムで行われ、女子は広中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分11秒75で優勝、安藤友香(ワコール)が31分18秒18で2位となり、ともに五輪参加標準記録を突破し代表に決まった。

男子(タイムレース)は参加標準記録を既に突破していた伊藤達彦(ホンダ)が27分33秒38で制し代表入り。2位は田沢廉、3位は鈴木芽吹(ともに駒大)だった。

女子は新谷仁美(積水化学)を含め代表3人が出そろった。男子は相沢晃(旭化成)が決定済みで残り1枠。
同会場で行われた静岡国際の男子200メートルは向かい風0.5メートルの決勝を飯塚翔太(ミズノ)が20秒52で制した。小池祐貴(住友電工)が20秒73で2位。同走り高跳びは衛藤昂(味の素AGF)が2メートル30で優勝、戸辺直人(JAL)が同記録で2位。
女子5000メートルで東京五輪代表の田中希実(豊田自動織機TC)は800メートル(タイムレース)に出場し、2分3秒19で北村夢(エディオン)に次ぐ2位となった。〔共同〕