大相撲九州場所(11月10日初日・福岡国際センター)の新番付が発表された28日、新小結に昇進した25歳の朝乃山が福岡市中央区の高砂部屋で記者会見し「小結で終わらない。もっと上の番付がある」と意欲を新たにした。
西前頭2枚目だった先場所は、横綱鶴竜から金星を獲得するなど10勝の活躍。夏場所で平幕優勝もした大器は今年の締めくくりに向け「勝ち越して、さらに2桁を目指したい」と気合十分だ。同じ富山県出身の米プロバスケットボールNBA、ウィザーズの八村塁の存在も刺激になっているという。
師匠の高砂親方(元大関朝潮)は左上手を引き、体を丸めた攻めに磨きをかけることを求める。「相撲は個人競技。ラグビーじゃないからね。個性を出さないと」とハッパを掛ける。師匠は来年12月で65歳となり、日本相撲協会の定年を迎える。横綱育成の夢を問われると「夢として私は見ていきたい」と笑みを浮かべ、朝乃山は「師匠の期待に近づけるように頑張りたい」と照れた。〔共同〕
大相撲初場所(来年1月12日初日・両国国技館)で大関から関脇に転落する高安が2日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で稽古を非公開で再開した。かど番だった11月の九州場所では8日目に腰痛を発症し、取組直前
日本相撲協会は28日の理事会で、来年1月12日初日の初場所(両国国技館)前後の日程を承認し、同6日に横綱審議委員会による稽古総見を国技館内の相撲教習所で行い、新弟子検査も実施する。明治神宮奉納土俵入
日本相撲協会は27日、福岡国際センターで大相撲初場所(来年1月12日初日・両国国技館)の番付編成会議を開き、元大関の照ノ富士(27)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=ら5人