NPB、21年もコロナ特例方針 ベンチ人数や外国人枠拡大
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が9日、オンラインで行われ、新型コロナウイルス感染拡大への対策として、出場選手登録の入れ替えを柔軟に行えるようにする「感染拡大防止特例2020」やベンチ入り人数、外国人選手枠などを拡大した措置を来季も継続する方針をNPB側が示した。
選手会がシーズンオフの契約更改で感染拡大による経営悪化を理由とした一律の減額をしないよう求めたことに対しては、NPB側が「一律の減俸をする球団はない」と回答した。
また、ドラフトを拒否して海外へ渡った選手との契約を一定期間禁止する通称「田沢ルール」の撤廃を受け、選手会は直接米大リーグ入りし活躍した選手が日本球団と契約する際にドラフト指名を受けなければならないことについて議論が必要との認識を示した。〔共同〕