女子マラソンの道下は銀 リオ・パラリンピック
リオデジャネイロ・パラリンピック最終日(18日)初実施の女子マラソン(視覚障害)の道下美里(三井住友海上)が3時間6分52秒で銀メダルに輝いた。男子(同)の岡村正広(RUNWEB)は2時間33分59秒で銅だった。マラソン(車いす)は男女の日本勢がメダルなしに終わり、今大会の日本勢は史上初の金メダルゼロだった。
第11日(17日)は競泳で男子200メートル個人メドレー(知的障害)の17歳、中島啓智(千葉・中山学園高)が2分15秒46で銅メダルを獲得した。
車いすラグビーの日本は準決勝でオーストラリアに敗れたが、最終日の3位決定戦でカナダを52-50で破り、初のメダルとなる銅を獲得した。
第11日は競泳男子200メートル個人メドレー(知的障害)の津川拓也(ANAウイングフェローズ・ヴイ王子)は5位。女子100メートル自由形(運動機能障害S5)の成田真由美(横浜サクラ)は7位だった。
陸上は男子100メートル(車いすT54)の永尾嘉章(ANAORI・A・C)が8位、女子100メートル(切断などT42)の前川楓(チームKAITEKI)が7位、同(切断などT44)の高桑早生(エイベックス)が8位だった。男子走り幅跳び(切断などT44)のマルクス・レーム(ドイツ)は8メートル21で優勝した。
自転車は女子タンデム個人ロードレース(視覚障害)の鹿沼由理恵(楽天ソシオビジネス)が10位に終わった。
日本勢のメダルは銀10、銅14の計24個だった。〔共同〕