レスリング高谷ら、フリーの五輪出場枠逃す アジア予選
レスリングの東京五輪アジア予選最終日は11日、カザフスタンのアルマトイで男子フリースタイル6階級が行われ、86キロ級の高谷惣亮(ALSOK)ら日本勢は決勝進出を逃し、2位までの五輪出場枠獲得はならなかった。57キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの樋口黎(ミキハウス)は体重オーバーのために計量で失格した。
五輪2大会出場の高谷は準決勝で中国選手に競り負け、3位決定戦でキルギス選手に勝った。125キロ級の田中哲矢(自衛隊)は準決勝で屈し、3位決定戦を左胸負傷のために棄権した。97キロ級の赤熊猶弥(自衛隊)は初戦で敗れた。
フリーの日本勢は74キロ級の乙黒圭祐、65キロ級の乙黒拓斗(ともに自衛隊)の兄弟が既に五輪代表に決まっている。アジア予選で五輪枠を逃した4階級の日本勢は5月の世界最終予選(ソフィア)に回る。〔共同〕