五輪代表の原沢は2回戦から 柔道マスターズ、11日開幕
柔道の世界ランキング上位者で争うマスターズ大会は11日、ドーハで開幕する。10日は組み合わせ抽選が行われ、男子100キロ超級で東京五輪代表の原沢久喜(百五銀行)は2回戦から登場。エントリーした五輪2連覇中のテディ・リネール(フランス)とは準決勝まで対戦しない。
新型コロナウイルスの影響で日本勢は昨年2月以来の国際大会となり、9選手が出場する。五輪代表は男子90キロ級の向翔一郎(ALSOK)が1回戦から闘い、女子で78キロ級の浜田尚里(自衛隊)、57キロ級の芳田司(コマツ)、48キロ級の渡名喜風南(パーク24)はいずれも2回戦から登場。
海外勢は女子48キロ級で世界選手権2連覇中のダリア・ビロディド(ウクライナ)ら多くのトップ選手が参戦する。
五輪出場権の基準となる世界ランキングポイント対象大会。国際柔道連盟(IJF)は外部との接触を遮断する「バブル」方式など感染対策を徹底して開催する。〔共同〕