C大阪、クルピ氏が監督復帰 香川復帰プランも

J1のC大阪は20日、来季の新監督にかつてC大阪で3度指揮を執ったブラジル人のレビー・クルピ氏(67)が就任すると発表した。森島寛晃社長(48)がクラブの公式動画サイトで説明した。
C大阪は2年連続で上位争いを演じたミゲルアンヘル・ロティーナ監督(63)が今季限りで退任。森島社長は「経験豊富なベテランがいるうちにチャレンジするのが大事。若手の活躍を推進するクルピさんに任せてセレッソのサッカーを中長期的に確立させたい」と起用の理由を話した。
また、オンラインで記者会見した梶野智チーム統括部長(55)は、10月にスペイン2部リーグのサラゴサを退団後、移籍先の決まっていないクラブOBで元日本代表のMF香川真司(31)に復帰の打診をしていることを明かした。
ブラジルの名門サンパウロを率いた経験もあるクルピ氏は、1997年を最初に過去3度、C大阪の監督を務め、2010年にはクラブ最高の3位に導いた。18年にG大阪の監督に就任したが、成績不振で同年7月に解任された。〔共同〕