バドミントン桃田、V2へ「集中したい」 世界選手権19日開幕
【バーゼル(スイス)=共同】バドミントンの世界選手権は19日にスイスのバーゼルで開幕する。18日は大会会場で記者会見が行われ、男子シングルス世界ランキング1位で2連覇を狙う桃田賢斗(NTT東日本)は「自分の納得いく試合ができれば結果はついてくると思っている。相手に関係なく自分のプレーができるように集中したい」と落ち着いた口調で話した。19日の1回戦では世界105位のベトナム選手と対戦する。

昨年は第6シードから初優勝。立場は変わったが「第1シードかそうじゃないかだけ。やることはベストパフォーマンスを出すこと」と気負った様子はなかった。
女子でダブルスの永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)も2連覇に挑む。松本は「誇りを持って戦いたい。自分としっかり向き合って戦えたらいいと思う」と意気込んだ。シングルスで2年ぶりの世界一を狙う奥原希望(太陽ホールディングス)は「世界選手権は年に1回で特別だけど、いつもの大会通り全力を出せれば」と自然体で臨む。