全日本大学駅伝、駒大が優勝 史上最多13度目
全日本大学駅伝は1日、名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの8区間106.8キロに25チームが参加して争われ、駒大が5時間11分8秒の大会新記録をマークして史上最多を更新する13度目の優勝を決めた。6年ぶりの制覇。2連覇を狙った東海大は23秒差の2位で明大が3位に入った。
レースは8区で駒大、東海大、青学大が激しく競り合う展開。3位でたすきを受けた駒大の田沢廉が力走し、最後は東海大の名取燎太を振り切った。1月の東京箱根間往復大学駅伝を制した青学大は4位。5位の早大、6位の東洋大、7位の帝京大、8位の順大までが来年のシード権を得た。
今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で10月の出雲全日本大学選抜駅伝が中止になり、今大会が「大学三大駅伝」の初戦となった。〔共同〕