大船渡・佐々木、日本ハムが1位指名明言 163キロ右腕
高校野球で球速163キロをマークして注目を集める大船渡(岩手)の佐々木朗希投手が2日、岩手県内で行われた佐久長聖(長野)との練習試合に先発し、4失点完投した。毎回の13三振を奪った大型右腕に対し、プロ野球の日本ハムが今秋のドラフト会議での1位指名を明言した。

視察した日本ハムの吉村浩ゼネラルマネジャー(GM)は「間違いなく1位で指名します。他の候補に対する尊敬もあるが、圧倒的すぎる」と最大限の賛辞を贈った。
この日の佐々木の最速は153キロ。変化球を多く使い、巧みなけん制も見せた。西武の渡辺久信GMは「いろんな面でたけた部分がある。投手としてのポテンシャルの高さをすごく感じる」と評価した。
佐々木は4月、今夏に韓国で開催される18歳以下によるU18ワールドカップ(W杯)の高校日本代表1次候補合宿で、163キロを記録した。〔共同〕