巨人・坂本が2000安打達成 史上2位の年少記録
巨人の坂本勇人内野手(31)が8日、東京ドームで行われたヤクルト最終戦の一回にスアレス投手から左翼線二塁打を放ち、史上53人目の通算2千安打を達成した。31歳10カ月での到達は、榎本喜八(東京=現ロッテ)の31歳7カ月に次ぐ史上2番目の年少記録で、右打者では最年少。1783試合目での到達は史上8番目だった。

巨人の生え抜きでは川上哲治、長嶋茂雄、王貞治、柴田勲、阿部慎之助に続いて6人目。
坂本は新人だった2007年9月6日の中日戦の延長十二回に代打で高橋聡文投手からプロ初安打をマーク。14年目の今季は残り116本からスタートして、開幕から113試合目の出場で到達した。
坂本は青森・光星学院高(現八戸学院光星高)から07年に高校生ドラフト1巡目で巨人に入団。09年と12年にはチームの日本一に貢献した。16年には打率3割4分4厘で首位打者に輝き、昨季は40本塁打をマークしてセ・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれた。〔共同〕