大リーグの年俸総額、コロナで大幅減 トップはドジャース
【ロサンゼルス=共同】米大リーグの今季の選手年俸総額は約17億4648万ドル(約1799億円)となり、昨季の約42億1867万ドルから大幅に減少した。AP通信が19日、報じた。
新型コロナウイルス禍でレギュラーシーズンが従来の162試合から60試合に短縮され、年俸は試合数に比例して減額することで労使が合意していた。通常開催なら昨季から4%増が見込まれていたという。
球団別ではトップが32年ぶりにワールドシリーズを制したドジャースの約9860万ドルで、ここ20年の全30球団の最高額では最少となった。2位はヤンキースの約8356万ドル、3位はメッツの約8339万ドル。ア・リーグ覇者のレイズの約2941万ドルは28位、オリオールズの約2349万ドルが最下位だった。
年俸総額が規定額を超過した場合の課徴金(ぜいたく税)はヤンキース、アストロズ、カブスに課される見通し。