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選手強化拠点、再開求める声 批判招く懸念も

2020/5/3 16:21
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利用が停止されている味の素ナショナルトレーニングセンター=共同

利用が停止されている味の素ナショナルトレーニングセンター=共同

新型コロナウイルス対策で政府の緊急事態宣言が延長されることになる中、利用中止となっている味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の段階的再開を求める声が一部から出ている。東京五輪に向けた選手強化への影響が長引くことを避ける狙いだが「特別扱い」との批判も招きかねず、難しい判断となっている。

「練習をやれなかった部分を取り戻すのは相当な期間が必要。一人の元アスリートとして(選手に)寄り添っていくべきだと思っている」。選手として夏冬計7度の五輪出場経験を持つ橋本聖子五輪相は1日の記者会見で練習環境確保の必要性を訴えた。日本オリンピック委員会(JOC)などと協議する意向も示し、関係者は「大臣の思いは強い」と話す。

焦点は五輪強化の中心を担うNTCと国立スポーツ科学センター。新型コロナの感染が拡大する中"最後のとりで"として緊急事態宣言の発令まで選手を受け入れ続けた。JOCが東京五輪で掲げる目標は過去最多30個の金メダル獲得。ある競技の強化担当者は「このまま使えなければ目標を達成できない」といらだちを隠さなかった。

国民が自粛生活を送る中で「国の施設で特別扱いしていいのか」(政府関係者)との声も根強い。自粛要請対象外となっている屋外施設を、時間や人数を限定して利用を許可するといった方法も考えられるが、感染防止の保証はない。

多くのトップアスリートが会員制交流サイト(SNS)などで「ステイホーム」(自宅にいよう)と発信している事情もある。JOC幹部は練習環境の早期確保の必要性を認めつつ「(再開しても)社会の理解が得られるかどうか。本当にもどかしい」と悩ましげに語った。

〔共同〕

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