就職活動が本格スタート 大学3年、会社説明会解禁

2015/3/1付
保存
共有
印刷
その他

大阪市で開かれた合同会社説明会に並ぶ学生(1日)=共同

大阪市で開かれた合同会社説明会に並ぶ学生(1日)=共同

2016年春の採用に向けた企業の会社説明会が1日解禁され、大学3年生らの就職活動が本格的にスタートした。経団連の日程ルールが変わり、開始時期がこれまでより3カ月遅くなった。

面接などの選考活動の解禁も4カ月繰り下げられ、4年生の8月1日に変更。一方、正式な採用内定の解禁は10月1日に据え置かれたため「短期決戦」となる。

就職情報会社のディスコは、東京都新宿区で合同会社説明会を開催。就職情報会社の学情は大阪市で、合同会社説明会を開いた。

大阪市の会場には、スーツ姿の学生が開場前から大勢詰め掛けた。学情によると、約140社の企業が参加。立命館大理工学部3年の鶴崎翔也さん(21)は「昨年秋から企業のホームページで情報収集を進めてきた。担当者の生の声を聞きたい」と気を引き締めた。龍谷大社会学部3年の女子学生(21)は「例年以上に短期決戦なので、企業にどんどん自分をアピールしたい」と緊張した様子で話した。

人手不足を背景に企業の採用意欲は高く、学生優位の「売り手市場」が続いている。大学4年生の就活はおおむね順調で、昨年12月時点の就職内定率は前年同期より3.7ポイント増の80.3%と4年連続で上昇した。

日程変更は、就活の早期化で学業に支障が出ているとの大学の指摘を受け、政府が経済界に要請。経団連は13年9月に新たに「採用選考に関する指針」を定め、16年春の採用から会社説明会の解禁を3年生の12月から3月に繰り下げることなどを決めた。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]