永山・橋本が優勝 柔道GSパリ大会
【パリ=共同】柔道の東京五輪代表選考会の一つ、グランドスラム(GS)パリ大会第1日は8日、男女計7階級が行われ、男子は60キロ級で世界ランキング1位の永山竜樹(了徳寺大職)、73キロ級で2017年世界選手権覇者の橋本壮市(パーク24)が優勝した。

女子では63キロ級で鍋倉那美(三井住友海上)が世界選手権3連覇のクラリス・アグベニェヌ(フランス)、48キロ級で18歳の古賀若菜(福岡・南筑高)は2年連続世界一のダリア・ビロディド(ウクライナ)にいずれも決勝で敗れた。
女子で52キロ級の志々目愛(了徳寺大職)、57キロ級の玉置桃(三井住友海上)、63キロ級の土井雅子(JR東日本)は3位。男子73キロ級の海老沼匡(パーク24)は5位だった。女子57キロ級は長野県出身の出口クリスタ(カナダ)が制した。
今大会の日本勢は男女各階級で2番手以下。ドイツでのGSデュッセルドルフ大会(21~23日)後に五輪代表が決まる可能性がある。