NTTデータの21年4~12月期、純利益59.2%増 通期予想を上方修正
エヌ・ティ・ティ・データが4日発表した2021年4~12月期の連結決算(国際会計基準)で、純利益は前年同期比59.2%増の1101億9100万円となった。2022年3月期通期の純利益予想は引き上げた。純利益は前期比69.2%増の1300億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは1281億5600万円だった。
NTTデータは大規模システム開発などに強みを持つSIer(システムインテグレーター)。
4~12月期の売上高にあたる売上収益は前年同期比11.4%増の1兆8482億800万円、営業利益は同56.3%増の1670億9000万円、経常利益は同59.9%増の1692億1300万円だった。通期予想に対する第三四半期の進捗率は営業利益で77.7%と過去3年の平均(70.7%)を上回る。
2022年3月期の営業利益は前期比54.5%増の2150億円(従来予想は前期比29.3%増の1800億円)、経常利益は同62.5%増の2120億円(従来予想は同34.1%増の1750億円)、売上高にあたる売上収益は同9.5%増の2兆5400億円(従来予想は同1.8%増の2兆3600億円)と、それぞれ予想を引き上げた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスはいずれも会社予想を下回る。売上高にあたる売上収益が2兆4995億600万円、営業利益が2068億3200万円、経常利益が2045億6000万円。
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