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ニコンの21年4~12月期、最終損益は390億7300万円の黒字 通期予想を上方修正

ニコンが3日発表した2021年4~12月期の連結決算(国際会計基準)で、最終損益は390億7300万円の黒字となった。前年同期は234億3400万円の赤字だった。2022年3月期通期の純利益予想は引き上げた。最終損益は390億円の黒字(前期は344億9700万円の赤字)を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは311億5500万円だった。

ニコンは光学機器の大手メーカー。精機事業では、FPD露光装置分野は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う渡航制限の影響がある中でも据付作業は順調に進み、大型パネル用装置、中小型パネル用装置ともに販売台数が増加し、増収増益となった。半導体露光装置分野では、新品装置の販売台数が減少したが、中古装置の販売台数増加及びサービスビジネスの増益により、廃棄・評価損を計上した前年同期と比べて、増益となった。

4~12月期の売上高にあたる売上収益は前年同期比24.5%増の4063億4500万円、営業損益は469億5100万円の黒字(前年同期は367億6200万円の赤字)、経常損益は525億5600万円の黒字(前年同期は279億3100万円の赤字)だった。通期予想に対する第三四半期の進捗率は営業利益で99.9%と過去4年の平均(152.3%)を下回る。

2022年3月期の営業損益は470億円の黒字(前期は562億4100万円の赤字、従来予想は340億円の黒字)、経常損益は530億円の黒字(前期は453億4200万円の赤字、従来予想は390億円の黒字)、売上高にあたる売上収益は前期比21.9%増の5500億円(従来予想は前期比18.6%増の5350億円)と、それぞれ予想を引き上げた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスはいずれも会社予想を下回る。売上高にあたる売上収益が5349億6800万円、営業利益が380億6400万円、経常利益が429億2500万円。

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