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武田の21年4~12月期、純利益34.9%増 通期予想を上方修正

武田薬品工業が3日発表した2021年4~12月期の連結決算(国際会計基準)で、純利益は前年同期比34.9%増の2414億1700万円となった。2022年3月期通期の純利益予想は引き上げた。純利益は前期比35.5%減の2425億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは2062億7800万円だった。

武田は230年以上の歴史を持つ日本最大の製薬会社。増加はShire社買収に伴い計上された棚卸資産の公正価値調整等にかかる非資金性の費用が425億円減少したものの、前年同期と比較し円安の影響を受けたこと、および原価率の高い品目の売上が増加したことによる。希少疾患領域では、希少血液疾患領域の一部の製品が競争の激化による影響を受け、円安によるプラス影響を除くと減収となった。

4~12月期の売上高にあたる売上収益は前年同期比11%増の2兆6957億1700万円、営業利益は同28.9%増の4624億6300万円、経常利益は同51.5%増の3566億1800万円だった。通期予想に対する第三四半期の進捗率は営業利益で89.8%と過去5年の平均(128.8%)を下回る。

2022年3月期の営業利益は前期比1.1%増の5150億円(従来予想は前期比4.2%減の4880億円)、経常利益は同5.1%増の3850億円(従来予想は同3.9%減の3520億円)、売上高にあたる売上収益は同9.8%増の3兆5100億円(従来予想は同5.4%増の3兆3700億円)と、それぞれ予想を引き上げた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスはいずれも会社予想を下回る。売上高にあたる売上収益が3兆4248億1800万円、営業利益が5105億8500万円、経常利益が3764億7600万円。

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