アドテストの21年4~12月期、純利益66.7%増 通期予想を上方修正
アドバンテストが27日発表した2021年4~12月期の連結決算(国際会計基準)で、純利益は前年同期比66.7%増の608億9300万円となった。2022年3月期通期の純利益予想は引き上げた。純利益は前期比23.7%増の863億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは839億4000万円だった。
アドテストは半導体試験装置が主力で、メモリテスタメーカーとして世界的に高い知名度を持つ。部材調達に制約が生じた中でも、いずれも第3四半期連結累計期間における過去最高額を更新した。
4~12月期の売上高にあたる売上収益は前年同期比35.1%増の3000億6700万円、営業利益は同75.5%増の810億4200万円、経常利益は同88.4%増の813億3500万円だった。通期予想に対する第三四半期の進捗率は営業利益で70.5%と過去5年の平均(68%)を上回る。
2022年3月期の営業利益は前期比62.6%増の1150億円(従来予想は前期比48.5%増の1050億円)、経常利益は同65.2%増の1150億円(従来予想は同50.8%増の1050億円)、売上高にあたる売上収益は同31.1%増の4100億円(従来予想は同27.9%増の4000億円)と、それぞれ予想を引き上げた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスはいずれも会社予想を下回る。売上高にあたる売上収益が4075億4400万円、営業利益が1120億8800万円、経常利益が1105億4600万円。
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