東エレクの21年4~12月期、純利益2倍 通期予想を上方修正
東京エレクトロンが10日発表した2021年4~12月期の連結決算で、純利益は前年同期比2倍の3102億4600万円となった。2022年3月期通期の純利益予想は引き上げた。純利益は前期比71.2%増の4160億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは4085億1400万円だった。
東エレクはわが国の半導体製造装置メーカーとしては最大手。
4~12月期の売上高は前年同期比49.9%増の1兆4389億8800万円、営業利益は同2倍の4306億9100万円、経常利益は同2.1倍の4333億8000万円だった。通期予想に対する第三四半期の進捗率は営業利益で75.6%と過去5年の平均(67.3%)を上回る。
2022年3月期の営業利益は前期比77.7%増の5700億円(従来予想は前期比71.8%増の5510億円)、経常利益は同77.9%増の5730億円(従来予想は同71.1%増の5510億円)、売上高は同39.4%増の1兆9500億円(従来予想は同35.8%増の1兆9000億円)と、それぞれ予想を引き上げた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスはいずれも会社予想を下回る。売上高が1兆9129億4100万円、営業利益が5576億700万円、経常利益が5594億9300万円。
東京エレクトロンは11月12日に2022年3月期の業績見通しを修正。純利益予想などを上方修正していた。
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