イワキポンプ、通期の純利益予想を上方修正 15億3700万円から20億9100万円に
イワキは16日、2021年3月期の純利益が前期比1.5%減の20億9100万円になる見通しだと発表した。従来予想の15億3700万円(前期比27.5%減)から上方修正した。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスの15億6900万円を33.3%上回った。営業利益は前期比19.3%減の17億600万円(従来予想は前期比36.9%減の13億3200万円)、経常利益は同13.8%減の22億2200万円(従来予想は同32.5%減の17億3900万円)と、それぞれ予想を引き上げた。一方、売上高は同1.7%減の281億6200万円(従来予想は同1.2%減の282億8000万円)に引き下げた。QUICKコンセンサスは営業利益が13億6600万円、経常利益は17億7000万円、売上高は282億9000万円だった。
イワキポンプは化学薬品等の薬液移送に使用されるケミカルポンプおよび専用コントローラ等の周辺機器の開発、製造、仕入および販売を手がける。業績修正の理由について、同社の説明は以下の通り。
2021年3月期第3四半期までの業績は売上高計画未達ながらも利益水準は計画比順調に推移してきた。第4四半期においては半導体・液晶市場、表面処理装置市場を中心に、回復基調であった他市場でも第3四半期の売上高水準を上回る結果となった。増収効果による原価率改善、販売費及び一般管理費の減少により、売上高は計画比微減ではあるが、営業利益は前回発表予想を3億7300万円(28.0%)上回った。持分法による投資利益も想定を上回ったことにより、経常利益以下の段階利益も予想を上回る見通しとなった。
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