さくらネットの2022年3月期、純利益81.5%減
さくらインターネットが27日発表した2021年3月期の連結決算で、純利益は前期比4.7倍の7億5800万円となった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(5億8000万円)を上回った。2022年3月期の純利益は前期比81.5%減の1億4000万円を見込む。QUICKコンセンサスの7億5000万円を下回る。
さくらネットはインターネットのホームページなどをサービスするために必要な「サーバ」などの機器を設置・管理するデータセンターを運営する。親会社株主に帰属する純利益については、経常利益の増加や前連結会計年度に減損損失を計上したことにより、増加となった。営業利益については、エンジニアの増員による人件費やサービス用機材増加に伴う経費の増加等があったが、売上高の増加やリモートワーク前提の働き方に変更したことによる費用の減少、IoTモジュールの簿価切下げを前期に計上したことにより、増加となった。
2021年3月期の売上高は前期比1.2%増の221億6800万円、営業利益は同46.1%増の13億7200万円、経常利益は同39.3%増の10億9900万円だった。
2022年3月期の売上高は前期比12%減の195億円(QUICKコンセンサスは240億円)、営業利益は同70.8%減の4億円(同13億円)、経常利益は同77.3%減の2億5000万円(同11億5000万円)となる見通し。
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