東宝の2022年2月期、純利益39.6%増 予想平均下回る
東宝が13日発表した2021年2月期の連結決算で、純利益は前期比59.9%減の146億8800万円となった。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(158億5000万円)を下回った。2022年2月期の純利益は前期比39.6%増の205億円を見込む。QUICKコンセンサスの291億5000万円を下回る。
東宝は映画の製作・配給のトップ。映画事業においては、出版・商品事業は劇場用パンフレット、キャラクターグッズにおいて「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」「映画ドラえもんのび太の新恐竜」をはじめとする配給作品の販売が伸長したが、邦洋画の話題作が公開延期となったことが影響し、前年度比では減収となった。(株)東宝映像美術及び東宝舞台(株)では、映画やTV・CM等での舞台製作・美術製作で稼働を再開したものの、ライブイベントやテーマパークにおける展示物の製作業務や大規模改修工事等に関して、開催の中止や延期、見直しが相次いだため、減収となった。
2021年2月期の売上高は前期比27%減の1919億4800万円、営業利益は同57.5%減の224億4700万円、経常利益は同56.1%減の241億9500万円だった。
2022年2月期の売上高は前期比11.5%増の2140億円(QUICKコンセンサスは2310億円)、営業利益は同42.6%増の320億円(同425億円)、経常利益は同38.5%増の335億円(同440億円)となる見通し。
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