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アステラスの21年4~6月期、純利益39.1%減 通期予想を下方修正

アステラス製薬が30日発表した2021年4~6月期の連結決算(国際会計基準)で、純利益は前年同期比39.1%減の306億8700万円となった。2022年3月期通期の純利益予想は引き下げた。純利益は前期比51.8%増の1830億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは2119億6300万円だった。

アステラスは山之内製薬と藤沢薬品が合併して誕生した医療用医薬品メーカー大手。「その他の費用」として、開発プロジェクトの中止に伴う減損損失を計上したことなどにより、フルベースの業績はコアベースの業績と比較して減益幅が大きくなった。経営計画2021の推進に向けた先行投資をはじめ、XTANDIの米国での売上拡大に伴う共同販促費用の増加、為替の影響、さらには前年同期においてCOVID-19の感染拡大の影響により販売促進活動費用や旅費が減少していたことも一過性の増加要因となり、総額として増加した。

4~6月期の売上高にあたる売上収益は前年同期比6.2%増の3261億4300万円、営業利益は同40.7%減の360億9000万円、経常利益は同40.5%減の358億3000万円だった。通期予想に対する第一四半期の進捗率は営業利益で15.9%と過去5年の平均(31.7%)を下回る。

2022年3月期の営業利益は前期比66.8%増の2270億円(従来予想は前期比94.8%増の2650億円)、経常利益は同54.8%増の2250億円(従来予想は同81%増の2630億円)と、それぞれ予想を引き下げた。売上高にあたる売上収益は同5.9%増の1兆3230億円と、従来予想を据え置いた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは売上高にあたる売上収益が1兆3269億1800万円、営業利益が2645億7400万円、経常利益が2682億2100万円。

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