野村不HDの21年4~6月期、純利益2.1倍 通期予想据え置き
野村不動産ホールディングスが21日発表した2021年4~6月期の連結決算で、純利益は前年同期比2.1倍の186億600万円となった。2022年3月期通期の純利益予想は据え置いた。純利益は前期比17.3%増の495億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは502億9400万円だった。
野村不HDは「プラウド(PROUD)」を基幹ブランドとして、マンション、戸建住宅などの開発、分譲などを行う住宅事業が主力。住宅部門においては、住宅分譲事業で、計上戸数が増加した一方、平均価格が低下したことによるものである。
4~6月期の売上高は前年同期比7.4%増の1465億4400万円、営業利益は同70.4%増の304億9300万円、経常利益は同80.5%増の278億2500万円だった。通期予想に対する第一四半期の進捗率は営業利益で39.6%と過去5年の平均(16.4%)を上回る。
2022年3月期の売上高は前期比17.1%増の6800億円、営業利益は同0.9%増の770億円、経常利益は同9.9%増の725億円となる見通し。いずれも従来予想を据え置いた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは売上高が6796億6100万円、営業利益が804億9200万円、経常利益が738億6800万円。
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