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日精線の21年4~6月期、純利益2.2倍 通期予想を上方修正

日本精線が26日発表した2021年4~6月期の連結決算で、純利益は前年同期比2.2倍の9億1600万円となった。2022年3月期通期の純利益予想は引き上げた。純利益は前期比61.1%増の29億4000万円を見込む。

日精線は「ばね」や「ねじ」、「ボルト」などの素材となるステンレス鋼線のトップメーカー。コロナ禍を契機としたテレワーク浸透などによりデータセンターやPC関連の需要増が半導体不足を惹き起こし、半導体製造装置の製造が活況となったことから、同装置に組み込まれる半導体関連業界向け超精密ガスフィルターの販売が伸びた。

4~6月期の売上高は前年同期比29.8%増の106億4100万円、営業利益は同2.2倍の12億3900万円、経常利益は同2.2倍の12億9800万円だった。通期予想に対する第一四半期の進捗率は営業利益で29.5%と過去5年の平均(26.4%)を上回る。

2022年3月期の営業利益は前期比76.5%増の42億円(従来予想は前期比47.1%増の35億円)、経常利益は同61.4%増の42億円(従来予想は同34.5%増の35億円)、売上高は同23.1%増の420億円(従来予想は同14.3%増の390億円)と、それぞれ予想を引き上げた。

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