ウエルシアの21年3~5月期、純利益19.6%減 通期予想据え置き
ウエルシアホールディングスが7日発表した2021年3~5月期の連結決算で、純利益は前年同期比19.6%減の53億700万円となった。2022年2月期通期の純利益予想は据え置いた。純利益は前期比3.6%減の270億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは286億7100万円だった。
ウエルシアは関東を中心にドラッグストア(Dgs)を展開する大手チェーン。物販売上については、化粧品部門がコロナ以前の状況には戻らず、食品部門は前年の特需の反動による前年割れ、調剤については、薬価改定の影響があったものの、調剤併設店舗数の増加や新規出店等により、売上高は増加した。
3~5月期の売上高は前年同期比7%増の2488億6100万円、営業利益は同30.8%減の72億8200万円、経常利益は同21.3%減の88億5100万円だった。通期予想に対する第一四半期の進捗率は営業利益で16.4%と過去5年の平均(21.5%)を下回る。
2022年2月期の売上高は前期比7.5%増の1兆210億円、営業利益は同3.1%増の443億円、経常利益は同3.9%増の476億円となる見通し。いずれも従来予想を据え置いた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは売上高が1兆225億8500万円、営業利益が455億9800万円、経常利益が485億1300万円。
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