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太陽誘電の20年4~12月期、純利益0.9%減 通期予想を上方修正

太陽誘電が8日発表した2020年4~12月期の連結決算で、純利益は前年同期比0.9%減の198億2500万円となった。2021年3月期通期の純利益予想は引き上げた。純利益は前期比35.9%増の245億円を見込む。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは249億3300万円だった。

太陽誘電は主力のコンデンサは小型大容量タイプに強みを持つ。海外子会社における新型コロナウイルス感染症関連損失など特別損失32億6600万円を計上した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は減少となった。2020年3月から5月にかけて、新型コロナウイルス感染症の影響によりフィリピン、マレーシアの生産子会社における稼働制限が生じたため第1四半期連結会計期間の業績は低調だったが、7月以降のスマートフォン向けや自動車向けなどの需要拡大により、増収増益となった。

4~12月期の売上高は前年同期比3.4%増の2214億4900万円、営業利益は同2%増の303億2600万円、経常利益は同4.5%増の296億500万円だった。通期予想に対する第三四半期の進捗率は営業利益で79.8%と過去5年の平均(80.1%)を下回る。

2021年3月期の営業利益は前期比2.2%増の380億円(従来予想は前期比8.5%減の340億円)、経常利益は同5.2%増の370億円(従来予想は同6.2%減の330億円)、売上高は同4.5%増の2950億円(従来予想は同0.6%増の2840億円)と、それぞれ予想を引き上げた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスはいずれも会社予想を下回る。売上高が2914億100万円、営業利益が376億5100万円、経常利益が365億800万円。

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