ラクスルの20年8~10月期、最終損益は4200万円の黒字 通期予想は非開示
ラクスルが10日発表した2020年8~10月期の単独決算で、最終損益は4200万円の黒字となった。前年同期は5700万円の赤字だった。2021年7月期通期の税引き利益予想は開示していない。経常利益予想も開示していない。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは2億500万円だった。
ラクスルはインターネットを使って集めた印刷の注文を提携印刷会社に発注し、品物(印刷物)を印刷会社から直接顧客に届ける印刷通販サイト「ラクスル」を運営。ラクスルセグメントにおいて、継続して発注費用の見直しを図ったことで利益率の増加に繋がった。ノバセルセグメントにおいては、「ノバセル」で、顧客の広告宣伝投資再開により需要が回復し、業績が好調に推移した。
8~10月期の売上高は前年同期比10.9%増の59億3700万円、営業損益は6600万円の黒字(前年同期は4300万円の赤字)、経常損益は5900万円の黒字(前年同期は5700万円の赤字)だった。通期予想に対する第一四半期の進捗率は売上高で22%と過去3年の平均(22.4%)を下回る。
2021年7月期の売上高は前期比25.6%増の270億円、営業損益が1億5000万円の赤字(前期は2億4400万円の赤字)となる見通し。いずれも従来予想を据え置いた。アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサスは売上高が273億7000万円、営業利益が3億2800万円、経常利益が3億600万円。
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