太洋物産の2021年9月期、最終損益は700万円の黒字
太洋物産が27日発表した2020年9月期の単独決算で、最終損益は3億9100万円の赤字となった。前期は4200万円の赤字だった。2021年9月期の最終損益は700万円の黒字(前期は3億9100万円の赤字)を見込む。
太洋物産は食品原料である畜産物を中核とする専門商社。主要商品である食品関連では、外食産業を主要取引先としていることから、牛肉・加工食品は、需要の落ち込みがダイレクトに販売数量の減少の要因となっており、鶏肉に於いては、コロナ禍での販売低迷に加え、オリンピック等の来日客増加によるインバウンド需要を見越した仮需の在庫が市況を圧迫した結果、販売価格は低迷し、更に期末には在庫調整等の動きもみられ、取扱数量・売上高とも減少となった。農産品では、大豆等で中国などの産地価格が上昇したこともあり、割高感から取扱数量・売上高とも減少した。
2020年9月期の売上高は前期比24.2%減の148億円、営業損益は2億6700万円の赤字(前期は3200万円の黒字)、経常損益が3億2300万円の赤字(前期は3900万円の赤字)だった。
2021年9月期の売上高は前期比1.7%増の150億5100万円、営業損益は7000万円の黒字(前期は2億6700万円の赤字)、経常損益は1200万円の黒字(前期は3億2300万円の赤字)となる見通し。
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