日揮HDの20年3月期、純利益82.8%減41億円
日揮ホールディングスが19日に発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前期比82.8%減の41億円となった。売上高は前期比22.4%減の4808億円、経常利益は前期比30.8%減の223億円、営業利益は前期比13%減の202億円だった。
機能材製造事業では、触媒分野は、FCC触媒、ケミカル触媒および環境保全触媒の販売が順調に推移したが、ファインケミカル分野・ファインセラミックス分野は、米中貿易摩擦の長期化による機能性塗料材の輸出減速や、中国での5G普及の遅れによる半導体メーカーの設備投資先送り等の影響を受け、市場全体で調整局面が続き、製品受注は、低調に推移した。総合エンジニアリング事業では8,000億円の受注を目指していたが、COVID-19の世界的な感染拡大や原油価格の急激な下落を背景に、顧客の最終投資決定が先送りされたことから、連結受注高は1,896億円に留まった。
2021年3月期は純利益が前期比94.3%増の80億円、売上高が前期比0.2%減の4800億円、経常利益が前期比2.8%増の230億円、営業利益が前期比1.2%減の200億円の見通し。
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