DyDoの21年2~4月期、最終損益は2億2900万円の黒字 通期予想据え置き
ダイドーグループホールディングスが26日発表した2021年2~4月期の連結決算で、最終損益は2億2900万円の黒字となった。前年同期は3800万円の赤字だった。2022年1月期通期の純利益予想は据え置いた。純利益は前期比18.9%減の26億円を見込む。
DyDoは主力の国内飲料事業では、ロングセラー商品「ダイドーブレンドコーヒーオリジナル」など缶コーヒーを強みとしており、販売チャネルとして、自販機が多いという特性を有する。販売費及び一般管理費については、国内飲料事業における広告宣伝費や自販機にかかる減価償却費の増加などにより、前年同期と比較して4300万円増加し、188億8900万円となり、販売費及び一般管理費の売上高に対する比率は、前年同期の50.4%を上回り、52.3%となった。国内飲料事業は、自販機チャネルにおいて飲料の販売が増加したことや、サプリメントなどの通信販売の伸長により増収を確保したが、新型コロナウイルスの感染再拡大による消費者の行動変容の影響等により、海外飲料事業、医薬品関連事業及び食品事業は減収となった。
2~4月期の売上高は前年同期比3.4%減の361億5000万円、営業利益は同42.5%減の4億2600万円、経常利益は同28.4%減の4億円だった。通期予想に対する第一四半期の進捗率は営業利益で10.1%と過去5年の平均(1.9%)を上回る。
2022年1月期の売上高は前期比4%増の1645億円、営業利益は同25%減の42億円、経常利益は同24.9%減の43億円となる見通し。いずれも従来予想を据え置いた。
決算サマリー自動生成について
企業がネット上に開示した決算発表資料から業績データやポイントを人工知能(AI)技術を使って自動で文章を作成しました。詳しくはこちらをご覧ください
企業がネット上に開示した決算発表資料から業績データやポイントを人工知能(AI)技術を使って自動で文章を作成しました。詳しくはこちらをご覧ください