東京海上日動、再生可能エネルギーへの投資に特化した「カーボンニュートラルファンド1号投資事業有限責任組合」へ出資
発表日:2021年12月17日
カーボンニュートラルファンドへの投資について
東京海上日動火災保険株式会社(取締役社長、広瀬 伸一、以下 東京海上日動)は、再生可能エネルギーへの投資に特化した「カーボンニュートラルファンド1号投資事業有限責任組合(以下 本ファンド)」への出資を決定しました。
1. 投資の背景・目的
地球温暖化・気候変動を背景に、世界各国で脱炭素化に向けた動きが加速する中、当社は社会課題の解決に貢献することを目指し、再生可能エネルギー(以下 再エネ)向けの保険商品やリスクコンサルティングを提供することで、脱炭素化に向けた取り組みを支援しています。
また、2021年9月には、再エネ分野への主導的・能動的な貢献を目指したファンド運営会社「Zエナジー株式会社」の設立に参画しており(※1)、今般、その第1号ファンドとなる本ファンドに出資することといたしました。
本ファンドは、インパクト・ファイナンス(インパクト特定型)として、本年12月6日に環境省の「グリーンファイナンスモデル事例創出事業」に係るモデル事例に選定(※2)されており、当社は本ファンドへの出資を通じた再エネ発電事業への投資により、脱炭素化と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
また、本ファンドへの出資に加え、「ファンドの事業運営にかかるリスク調査及び保険商品等を通じたリスクヘッジ手法の検討」、およびグループ会社の東京海上アセットマネジメント株式会社が長年手掛けてきた「再エネファンドにかかる運営ノウハウの提供」を通じて、再エネの普及に貢献してまいります。
(※1)2021年9月1日 ニュースリリース 再生可能エネルギーファンド創設に向けた取り組みについて
https://www.tokiomarine-nichido.co.jp/company/release/pdf/210901_01.pdf
(※2)環境省:「令和3年度グリーンファイナンスモデル事例創出事業に係るモデル事例の選定について」」
https://www.env.go.jp/press/110248.html
2. ファンドの概要
●名称(英文名):カーボンニュートラルファンド1号投資事業有限責任組合(Carbon Neutral Fund 1 Investment Limited Partnership)
●設立日:2021年12月17日
●無限責任組合員(GP):Zエナジー株式会社
●有限責任組合員(LP):金融機関、企業年金、事業会社
●投資対象:日本国内においてFIT制度(※)の適用を受ける再エネ発電事業
●投資形態:匿名組合出資持分への投資
●存続期間:原則25年間
(※)FIT制度…再生可能エネルギーの固定価格買取制度
(参考)Zエナジー株式会社 ニュースリリース
以上
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