横浜市大とデータビークル、データサイエンス分野の人材育成や共同研究で連携協定を締結
発表日:2021年10月08日
横浜市立大学と株式会社データビークルがデータサイエンス分野の人材育成や共同研究で連携協定を締結
横浜市立大学と株式会社データビークルは、データサイエンス分野での相互の知見を活用した連携を進めるため、2021年10月7日に「産学連携に関する基本協定書」を締結しました。
株式会社データビークルは、ビッグデータの取得、解析、分析に関する事業を展開し、ITマーケティングリサーチ・コンサルティング事業なども手掛ける企業です。データから新たな社会的な価値を創造できる人材の育成を目指す横浜市立大学が同社の持つICTや統計学の知見・ノウハウなどで連携することにより、データサイエンティストの育成や、新たなビッグデータ解析手法の開発などを通じて、データから価値を自由に生み出せる社会の実現を目指します。
今回の協定締結は、本学が実施する社会人向け履修証明プログラム『YOKOHAMA D-STEP』における連携を契機に実現しました。同プログラムでは、株式会社データビークルの取締役副社長CPOであり、『統計学が最強の学問である』の著者でもある西内啓氏に講義をいただくなど、同社とはデータサイエンス人材の養成に連携して取り組んでまいりました。
本協定により、本学と同社がデータサイエンスにおける産学連携をさらに加速させ、人材育成や共同研究などを通して社会の一層発展に貢献していきます。
【今後、期待される連携内容】
○人材育成に関する連携の実施
・PBL(Project-Based Learning)教育
PBLとは「問題解決型学習」のことで、『YOKOHAMA D-STEP』において「行政課題解決PBL」、「ビジネス課題解決 PBL」の2科目が配置されています。横浜市立大学データサイエンス研究科と株式会社データビークルが協同して、連携する自治体や企業の直面している課題に対して、学生がデータに基づいた客観的な認識や課題解決のアイデアを創出するための実習を行い、問題解決へのアプローチ方法を身につけていきます。データサイエンスの学びに資する講義内容も共同で開発し、効果的なPBL実習を行っていきます。
○共同研究等の実施
株式会社データビークルとデータサイエンス研究科の教員・学生がデータ解析技術の開発研究を共同実施することで、研究成果を社会に還元するとともに、人材交流・研究交流による産学連携活動の充実・強化が期待されます。
※以下は添付リリースを参照
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添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/619186/01_202110081048.pdf