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iCONMと東大、悪性脳腫瘍の中で特異的に活性化し副作用なく治療を行う免疫チェックポイント阻害抗体の開発に成功

発表日:2021年10月12日

悪性脳腫瘍の中で特異的に活性化し、副作用なく治療を行う免疫チェックポイント阻害抗体の開発に成功

●抗PD-L1抗体「アベルマブ」にブドウ糖残基を持つポリマーを、がん細胞内の特殊環境下でのみ切断するリンカーを介して結合させた化合物を設計、合成した。

●「アベルマブ」の腫瘍組織への集積性を未修飾のアベルマブと比較すると33倍高値を示した。

●悪性神経膠腫の同所移植マウスにおいて、アベルマブの標準使用量の15%量を1回投与するだけで60%の完全奏効率を得た。腫瘍内微小環境の免疫活性を調べると、腫瘍に対する高い免疫活性が確認された。

●正常組織における免疫関連有害事象の発生を抑えながら、脳腫瘍内で強い抗腫瘍免疫を誘導することに成功した。

●奏効したマウスの脾臓を60日後に調べた結果、エフェクターメモリーT細胞が観察でき、このマウスに悪性神経膠腫細胞を脳に再移植しても発がんは確認されなかった。(再発の抑制)

●本成果は、10月12日午前1時(日本時間)、世界的に著名な学術誌Nature Biomedical Engineering (IF = 25.671) にWeb掲載される予定。

 DOI: 10.1038/s41551-021-00803-z

公益財団法人川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(センター長:片岡一則、所在地:川崎市川崎区、略称:iCONM)は、東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻との共同研究により、免疫チェックポイント阻害剤(ICI)のマウス脳内への効率的な送達に成功し、悪性神経膠腫(GBM:グリオブラストーマ)(注1)の同所移植マウスで高い有効性と再発抑制効果が確認されました。その研究内容は Nature Biomedical Engineering に掲載(注2)されることとなり、10/6午後3時半に記者説明会を開催致しました。以下に発表内容を記します。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/619054/01_202110121041.pdf

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