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矢野経済研究所、物理・化学機能薄膜世界市場に関する調査結果を発表

発表日:2021年07月16日

物理・化学機能薄膜世界市場に関する調査を実施(2021年)

2020年の物理・化学機能薄膜世界市場規模は1,413億円の見込

 ~次世代機能性薄膜の一つである物理・化学機能薄膜は、超撥水性やガスバリア性、水分離、超親水性などの機能を発揮~

株式会社矢野経済研究所(代表取締役社長:水越孝)は、次世代機能性薄膜世界市場を調査し、7区分別や研究機関の動向、将来展望などを明らかにした。ここでは、物理・化学機能薄膜世界市場の将来予測について、公表する。

※グラフ資料は添付の関連資料を参照

1.市場概況

無機・有機材料など材料の種類に関わりなく、膜厚を数nmから数100nm程度の非常に薄い膜にすると、バルク(固体、かたまり状)とは異なる構造・物性を示すことがあり、最近ではそうした新たな取り組み、さまざまな特徴的な機能を持つ次世代機能性薄膜の開発・研究が盛んに行われている。

本調査では、性質の異なる相と相が接触している物質の界面において、特異な役割を果たす物理・化学機能薄膜である超撥水性薄膜やガスバリア性薄膜、水分離薄膜、超親水性薄膜などを対象とした。2020年の物理・化学機能薄膜世界市場規模(メーカー出荷金額ベース)は1,413億円を見込む。

また、物理・化学機能薄膜を分類別にみると、超撥水性薄膜が最も大きく、全体の約38%を占めている。これに次ぐのがガスバリア性薄膜で約18%、以下水分離薄膜、超親水性薄膜の順となっている。

2.注目トピック

・ガスバリア性薄膜

一般に、1~5μm程度の孔が開いたフィルムでは液体である水を通すことはできないが、気体や水蒸気の大きさは0.3~0.5nm程度であるため、1nm程度の微細な孔でも溶解と拡散の原理で透過してしまう。

また、一般に工業生産されているポリエチレンであれば、通常、1cm3あたり4×10の21乗個程度の微細な孔が存在する。こうした微細な孔のあるポリエチレン製の袋は、水は漏れなくても空気は通すので、密閉状態にはならない。

もし、フィルムに微細な孔を含めて全く孔が存在しない状態であるなら、気体を完全に遮断する強力なガスバリア性能を付与することができる。プラスチックフィルムは透明で軽く、コストも安いうえ、形状変化にも優れるため、包装材料としては極めて優秀な素材である。このため、こうした素材にガスバリア性を持たせたいというニーズが存在することから、ガスバリア性能の高いフィルム状薄膜の開発は盛んに行なわれている。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

グラフ資料

https://release.nikkei.co.jp/attach/614812/01_202107161153.png

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach/614812/02_202107161153.pdf

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