シーメンスガメサ、洋上風車2機種で耐台風型式認証を取得
発表日:2021年07月06日

シーメンスガメサの洋上風車、2機種で耐台風型式認証を取得

- 11MWクラス洋上風車SG11.0-200DDが耐台風(クラスT)風速を含むロータナセル・アセンブリの型式認証を取得

- アジア太平洋地域において特に重要な耐台風IEC(国際電気標準会議)認証を洋上風車2機種で取得しているのは、世界の先駆的洋上風力発電メーカーの中でもトップクラス
- Provenな技術である洋上風力発電のダイレクトドライブ技術は、日本を含むアジア太平洋市場における各国の規格・基準に対応
シーメンスガメサは、この度、同社の洋上風車では2機種目となる、台風クラスの過酷な風条件への耐性を示すロータナセル・アセンブリ(RNA)のIEC型式認証を取得しました。国際認証機関が発行するこの認証は、2020年12月に8MWクラスSG8.0-167DD洋上風車に、続いて2021年5月12日に11MWクラス SG11.0-200DD洋上風車にも付与されました。シーメンスガメサの両機種は、IECの定めるクラスT(Typhoon)相当の風速(10分平均の極値風速57メートル/秒、3秒平均の突風79.8メートル/秒)に耐えることができます。
「当社の風車は、アジア太平洋地域でみられる台風をはじめとした、過酷な気象現象にも耐えられることを目標としており、この度2機種目となるロータナセル・アセンブリの型式認証を取得できたことを、非常に誇りに思います。アジア地域はこれから世界にとって益々重要になることを踏まえ、今回の発表がお客様にさらなる価値を提供できると確信しています」と、シーメンスガメサの洋上風力発電事業部CEO、Marc Beckerは述べています。
今回型式認証を取得した機種でも適用されているシーメンスガメサのダイレクトドライブ型の洋上風力発電プラットフォームは、世界各地で既に1,200基以上が導入され稼働しています。アジア太平洋地域における台湾のFormosa1 洋上風力プロジェクトもその1つです。2020年におけるこれら1,200基の稼働率は97%以上となっており、シーメンスガメサのダイレクトドライブ型風車の堅牢性が実証されています。
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添付リリース
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参考画像(2)
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参考画像(3)
https://release.nikkei.co.jp/attach/613982/04_202107061112.jpg
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