東急建設、国内外のベンチャー投資に向けた50億円の出資枠を設定
発表日:2021年05月14日

国内外のベンチャー投資に向けた50億円の出資枠を設定
-3つの提供価値「脱炭素」、「廃棄物ゼロ」、「防災・減災」と競争優位の源泉に位置付けた「人材」、「デジタル技術」領域を軸とした新たな成長機会の創出-
東急建設株式会社(社長:寺田光宏、以下当社)は、新たな成長機会の創出に向け、国内外のベンチャー企業を対象に50億円を上限とする出資枠を設定しました。出資は、「長期経営計画"To zero,from zero"」(※1)において定めた、3つの提供価値「脱炭素」、「廃棄物ゼロ」、「防災・減災」および競争優位の源泉「人材」、「デジタル技術」の拡大に寄与し得る領域を対象とし、建設事業とのシナジーを発揮する新規事業の展開に挑みます。
当社のコア事業(※2)である国内建設事業は、収益のボラティリティが高いフロービジネスです。当社では持続的な企業価値向上に向けた事業ポートフォリオ変革のため、戦略事業(国内建設事業以外の事業)の拡大に取り組んでおり、2030年における戦略事業の収益割合を25%(※3)に引き上げる計画を立てています。
計画の実現に向け、2021年4月に新規事業を生み出し続ける機能を確立・推進する組織「イノベーション推進部」を新設しました。また、社長を委員長とする「ベンチャー投資委員会」を設置し、出資の迅速な意思決定を行う体制としております。
当社は、社会的価値と経済的価値の両立によるサステナブルな社会の実現を目指す「VISION2030」(※4)を掲げ、その達成に向けた長期経営計画を推進しています。当社の企業理念や企業ビジョンに共感する国内外の有望なベンチャー企業に対し、直接あるいはベンチャーファンドを経由した出資を行い、建設業の枠を超えた新たな活動を展開してまいります。
※図は添付の関連資料を参照
[出資に際して重視すること]
・当社の企業理念、VISION2030への共感
・3つの提供価値「脱炭素」、「廃棄物ゼロ」、「防災・減災」および競争優位の源泉と位置付けた「人材」、「デジタル技術」の拡大に寄与し得る領域
・建設事業(リニューアル事業含む)とのシナジー
※1 「長期経営計画"To zero, from zero."」の策定について(2021年5月12日)
https://pdf.irpocket.com/C1720/eq9A/eSqS/qlbf.pdf
※2 コア事業:国内の土木および建築事業(建築リニューアル事業を含む)
※3 2019年度の収益ポートフォリオは、コア事業94%:戦略事業6%
※4 企業ビジョン「VISION2030」の策定について(2021年3月12日)
https://pdf.irpocket.com/C1720/TGuW/ZG6W/Q1VZ.pdf
以上
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
図
https://release.nikkei.co.jp/attach/610246/01_202105141053.png
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