発表日:2020年10月28日
タレス、モバイル運転免許証を米国・フロリダ州に提供
・フロリダ州高速道路安全・車両省に全米・国際基準に準拠したモバイル運転免許証サービスを提供
・本人確認およびオンライン認証プログラムの中心的な役割を担う認証サービスとして採用
・フロリダ州在住者にも年齢証明や運転資格を含む身分証明のためのモバイル運転免許証ソリューションを提供
※参考画像は添付の関連資料を参照
パリ・ラデファンス(2020年10月13日)‐‐‐デジタルセキュリティの世界的リーダー企業であるタレスは、本日、フロリダ州高速道路安全・車両省に対しモバイル運転免許証検証サービスと同時に、住民向けとしてモバイル運転免許証ソリューションを提供することを発表しました。フロリダ州は、全米および国際基準に完全準拠した最先端のセキュリティー機能が搭載されたモバイル運転免許証を、米国で初めて提供することになります。
新たなモバイル運転免許証は、スマートフォンやタブレットを含む多様なデバイスで容易にアクセスでき、申請は2021年より開始します。モバイル運転免許証は、米国自動車管理者協会と国際標準化機構の全米および国際基準を満たし、米国各地および国外でも使用が可能になります。
年齢証明ならびに運転資格証明としての身分証明にも使用でき、従来の運転免許証と同じ効力を持ちます。また、強力な認証ツールとしても機能するため、フロリダ州住民は様々なサービス利用において、オンラインでの本人確認を安全に行うことができます。
従来の運転免許証と同様に身分証明書として使用する際には、ユーザー本人が自身のモバイルIDアプリをアクティベートし必要な認証タイプを選択のうえで、モバイルデバイスを提示するという運用になります。モバイル運転免許証の所有者は、常にモバイルデバイスを手元に所持しているため、非接触でも身分証明を行える便利な手段となります。
フロリダ州高速道路安全・車両省のエグゼクティブディレクターであるテリー・ローズ(Terry L. Rhodes)氏は、「セキュアで信頼性のあるモバイルIDの提供はロン・デサンティス(Ron DeSantis)知事の優先課題でもあり、フロリダ州が、全米をリードする革新的なプロジェクトを実施できることをうれしく思っています。私たちは、行政の業務や利用者のサービス利用におけるあらゆる側面においてモダナイゼーションを推進することに注力を継続しているため、タレスはフロリダ州がモバイルIDの未来に向けて前進する上での素晴らしいパートナーとなります」と述べています。
※以下は添付リリースを参照
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参考画像
https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0542455_01.jpg
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