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NTN、「自動車用ULTAGE(アルテージ)円すいころ軸受」の量産納入を開始

2020/10/16 14:15
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発表日:2020年10月16日

「自動車用ULTAGE円すいころ軸受」の量産納入を開始

世界最高水準の高速回転性能と高負荷容量により省燃費化に貢献

NTN株式会社(以下、NTN)は、自動車のトランスミッションやデファレンシャル向けに開発した「自動車用ULTAGE(アルテージ)(*1)円すいころ軸受」(*2)の量産納入を開始しました。

トランスミッションやデファレンシャルなどの動力伝達装置は、自動車の省燃費化を背景に小型・軽量化が進んでおり、これに伴い、軸受の使用環境は過酷さを増しています。

小型かつ軽量な装置で従来と同等のトルクを出力するために、装置の高出力化が進み、軸受には高速回転性能が求められています。また、軽量化のために用いられるアルミ製ハウジングは、従来の鉄製のハウジングよりも剛性が低くなり、軸受に加わる偏荷重が増加します。こうした過酷な使用環境下においても軸受寿命を確保するために、高負荷容量を実現する必要があります。

NTNは、長年にわたる内部設計と加工方法の双方の改良により、優れた低昇温性(耐焼き付き性)を誇る自動車用円すいころ軸受を市場に展開しています。この度、量産受注をいただいた「自動車用ULTAGE円すいころ軸受」は、NTN独自のころ(転動体)形状により、低昇温性に加え、従来品を上回る世界最高水準の高速回転性能と高負荷容量を実現した商品です。本開発品のころ形状により、軌道面の接触面圧を最小化させるとともに、つば面の温度上昇を抑制することが可能です。これにより、転動疲労寿命を向上させ、高負荷容量を表す基本動定格荷重は従来品比で1.2倍、軸受寿命は1.8倍以上、許容回転速度は約10%向上させています。

2017年の開発発表後、同年の「"超"モノづくり部品大賞(モノづくり日本会議/日刊工業新聞社主催)」で「自動車部品賞」を受賞(*3)するなど、専門機関からも高い評価をいただきながら、お客さまへの提案を進めていたところ、トランスミッションの小型化(軸長短縮化)を実現する長寿命性とともに、優れた低昇温性を評価いただき、このたびの量産につながりました。

本商品は、特定のサイズから量産を開始し、順次展開を進めていく予定です。

NTNは、トライボロジー技術を駆使した構成部品の要素技術の提案・提供を通じて、変化する自動車市場のニーズに柔軟に対応し、自動車市場の発展に貢献してまいります。

*1)ULTAGE(アルテージ)は、究極を意味する【Ultimate】とあらゆる場面での活躍を意味する【Stage】を組み合わせた造語で、世界最高水準の当社新世代軸受のシリーズ総称です。

*2)2017年4月28日プレスリリース:「自動車用ULTAGE円すいころ軸受」を開発

https://www.ntn.co.jp/japan/news/new_products/news201700035.html

*3)2017年10月19日プレスリリース:「2017年"超"モノづくり部品大賞 自動車部品賞を受賞」

https://www.ntn.co.jp/japan/news/press/news201700095.html

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0541807_01.pdf

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