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富士経済、粘着テープ・フィルムの世界市場調査結果を発表

2020/9/24 16:35
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発表日:2020年9月24日

包装用や電気絶縁用などの粘着テープ・フィルムの世界市場を調査

-2023年市場予測(2019年比)―

<調査結果の概要>

■粘着テープ・フィルムの世界市場 5兆2,571億円(1.5%減)

 新型コロナウイルス感染症の影響で2020年は落ち込むが2021年以降回復に向かう

<注目市場>

●中・軽包装用粘着テープ 1兆1,679億円(7.5%増)

 アジアの新興国・地域を中心に産業の発展や、生活水準の向上に伴う物流量の増加で需要が高まる

●電気絶縁用ポリ塩化ビニル粘着テープ 2,808億円(1.7%増)

 中国や東南アジアなどで、都市化やインフラ整備が進み需要増加

総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町 社長 清口 正夫)は、汎用的な部材であり、多くの分野で多種多様に用いられる粘着テープ・フィルムの世界市場を調査した。その結果を「粘着テープ・フィルム市場の全貌 2020 用途別動向編」にまとめた。

この調査では、エレクトロニクス用、自動車用、建築土木用、包装用、その他に加え、その他工業用、医療用の粘着テープ・フィルム市場を調査・分析し、将来を展望した。また、支持体別の市場動向についても明らかにした。

<調査結果の概要>

■粘着テープ・フィルムの世界市場

※表資料は添付の関連資料を参照

2019年の市場は、5兆3,355億円(2018年比0.8%増)となった。自動車分野は縮小したものの、そのほかの分野は好調だったため市場は拡大した。2020年は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け縮小するとみられる。2021年以降は、回復基調に転じ、2023年の市場は5兆2,571億円(2019年比1.5%減)と予測される。

用途別にみると、エレクトロニクス用は電子部品固定用テープが2019年の市場の37.8%を占め、最も構成比が高く拡大をけん引した。電子部品固定用テープは、薄型テレビ用途とモバイル端末用途が好調で伸びたが、2020年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け縮小するとみられる。2021年以降は中国や東南アジアを中心に需要が増加し、市場は拡大に転じるとみられる。

自動車用は、自動車の生産台数が低迷する中、補修用でも使用される塗装マスキング用粘着テープが安定的な需要を獲得してきた。2020年は自動車の生産台数がさらに低迷するため、塗装マスキング用粘着テープの需要は減少するとみられる。今後は、自動車生産台数の回復によって需要増加が期待される。

建築・土木用は、建築塗装マスキング用粘着テープが2019年の市場の54.3%を占め、最も構成比が高かった。建築塗装マスキング用粘着テープは建築需要の動向に影響されるため、2020年は落ち込むとみられるが、中長期的には中国や東南アジアの建築需要の高まりが期待され、それに連動して伸びるとみられる。

包装用は、主に輸送時の段ボール箱での梱包に用いられる中・軽包装用粘着テープが、EC市場の好調などにより伸びた。今後は、EC市場のさらなる拡大や、アジアの新興国などでの産業の発展や生活水準の向上に伴う物流量の増加によって、需要が高まるとみられる。また、重包装用粘着テープは、これまで世界貿易の増加に伴い伸びてきたが、2019年は減速したため縮小した。2020年以降は、一時的に落ち込むものの世界経済と連動して次第に回復するとみられる。

その他は、ラベル用粘着紙・フィルムが市場の大半を占めている。東南アジアやアフリカで消費量が増加したほか、北米や欧州でも緩やかに増加し、2019年は伸長した。2020年は、大幅に縮小するとみられる。2021年以降、緩やかに回復するものの2019年の市場規模に戻るのは2025年以降になると予想される。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

表資料

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0540774_01.png

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0540774_02.pdf

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