カスペルスキー、コロナ禍の孤独感に関する意識調査結果を発表
発表日:2020年8月20日

<Kasperskyレポート:コロナ禍の孤独感に関する意識調査>
2人に1人が孤独感を感じる日本人、約7割が「テクノロジーの利用は、孤独感を和らげるのに役立つ」と回答
新型コロナウィルス感染症の流行前の2月と外出自粛中の5月初旬の孤独感の変化を尋ねた調査では、インターネットやデジタルツールなどのテクノロジーの利用が、孤独感を和らげ、人とのつながりを感じるのに役立つことが分かりました。
Kaspersky本社は、コロナ禍の孤独感に関するグローバル調査を実施しました。そのうち日本人500人を対象とした調査結果から、次の3つの傾向が分かりました。
新型コロナウィルス感染症の流行前の2月と今回の外出自粛中の5月初旬の孤独感の変化を聞くと、「新型コロナ流行前も自粛期間中と同じくらい孤独を感じた」と回答した人が最も多く、500人中278人(55.6%)と2人に1人は新型コロナ流行前から孤独を感じていることが分かりました。
また、孤独感を和らげるのに役立つものは何かを聞いたところ、500人中358人(71.6%)が、テレビや映画を見たり、友達や家族と電話やビデオ通話をする、テキストメッセージをする、SNSに投稿する、などを含む「テクノロジーの利用」と回答しています。
さらに、新型コロナ流行前より外出自粛期間中の方が孤独を感じたと回答した109人のうち、約6割(60.6%)は、もっと自信を持ってテクノロジーを使えれば、孤独感を和らげるのに役立つだろうと回答しました。
インターネットやデジタルツールなどのテクノロジーの利用が、孤独感を和らげ、人とのつながりを感じるのに役立つことが分かりました。
【調査サマリー】
1) 2人に1人(55.6%)は、「新型コロナ流行前と外出自粛期間中の孤独感は変わらない」と回答。
2) 約7割(71.6%)が、「テクノロジーの利用は、孤独感を和らげるのに役立つ」と回答。
3) 新型コロナ流行前より外出自粛期間中の方が孤独を感じたと回答した109人のうちの約6割(60.6%)が「テクノロジーの利用に自信があれば、孤独感への対処に役立つと思う」と回答。
1)日本人の2人に1人は新型コロナ流行前から孤独だった
新型コロナ流行前と外出自粛期間中を比べて孤独感がどのように変化したかを聞いたところ、500人中278人(55.6%)が「新型コロナ流行前も自粛期間中と同じくらい孤独を感じた」と回答しました。日本人の2人に1人は新型コロナ流行前からずっと孤独だったということが分かりました。
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グラフ資料
https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0539202_01.png
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