/

東大、容器包装プラスチックの家庭および産業における利用実態を解明

発表日:2020年8月4日

容器包装プラスチックの家庭および産業における利用実態を解明

~排出抑制およびリサイクルの目標達成に向けた道筋を示す~

1.発表者

中谷 隼(東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 講師)

丸山 多聞(研究当時:東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 博士課程 3年)

森口 祐一(東京大学大学院工学系研究科 都市工学専攻 教授)(*)

 *国立環境研究所 理事とクロスアポイントメント(本発表は東京大学での成果)

2.発表のポイント

◆産業連関分析を応用したプラスチックの物質フロー分析のモデルを開発し、日本全国の家庭および各産業(約110部門)における容器包装プラスチックの利用実態を解明しました。

◆どの種類の容器包装プラスチックが、どのような製品・サービスの販売に利用され、どの部門に購入されて廃棄されるか、多次元にわたり分析した事例は世界的にも類を見ません。

◆分析結果をもとに、プラスチックの削減およびリサイクル率の目標達成に向けて、どの部門で容器包装の利用を削減し、どの部門から回収するべきか、具体的な道筋を示しました。

3.発表概要

容器包装プラスチック(注1)は、代表的な使い捨てプラスチック(注2)です。日本政府は2019年、使い捨てプラスチックの25%削減や容器包装プラスチックのリユース・リサイクル率60%など野心的な目標を含む「プラスチック資源循環戦略」(注3)を公表しました。しかし、戦略の基盤となるべき容器包装プラスチックの利用実態は十分には把握されていませんでした。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻の中谷講師、森口教授らの研究グループは、産業連関分析(注4)を応用したプラスチックの物質フロー分析(注5)のモデルを開発し、日本全国の家庭および各産業の約110部門における容器包装プラスチックの利用実態を解明しました。開発された分析モデルでは、産業連関表をプラスチックや容器包装の生産・出荷統計によって補完し、プラスチックの生産から最終需要までのサプライチェーンを追跡しました。そのことによって、どの樹脂種類および形状の容器包装が、どのような製品・サービスの販売に利用され、どの部門に購入されて廃棄されるかという、世界的にも類を見ない多次元でのフロー分析が可能になりました。分析結果から、プラスチックの削減およびリサイクル率の目標達成に向けて、どの部門で容器包装の利用を削減し、どの部門から回収するべきか、具体的に検討することができます。例えば、リサイクル率の目標達成への道筋として、家庭および食品産業からの容器包装の回収や、産業部門間の輸送用包装の回収が有効であることが示されました。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0538587_01.pdf

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

産業で絞り込む
  • すべて
  • 情報・通信
  • メディア
  • 電機
  • 金融・保険
  • 自動車
  • 輸送・レジャー
  • 食品
  • 流通・外食
  • 日用品
  • 医薬・医療
  • 建設・不動産
  • 機械
  • 素材・エネルギー
  • 商社・サービス
  • すべて
  • 情報・通信
  • メディア
  • 電機
  • 金融・保険
  • 自動車
  • 輸送・レジャー
  • 食品
  • 流通・外食
  • 日用品
  • 医薬・医療
  • 建設・不動産
  • 機械
  • 素材・エネルギー
  • 商社・サービス

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン