バイエル薬品と参天製薬、眼科用VEGF阻害剤「アイリーア硝子体内注射液」に関する販売提携契約を延長
発表日:2019年12月20日
バイエル薬品と参天製薬、「アイリーア(R)硝子体内注射液」に関する販売提携契約の延長のお知らせ
大阪、2019年12月20日-バイエル薬品株式会社(本社:大阪市、以下バイエル薬品)と参天製薬株式会社(本社:大阪市、以下参天製薬)は、この度、2012年5月に締結した眼科用VEGF(*)阻害剤「アイリーア(R)硝子体内注射液」[一般名:アフリベルセプト(遺伝子組換え)、以下アイリーア(R)]の販売提携に関する契約の延長に合意いたしましたのでお知らせします。この販売提携契約の延長により、これまでと同様に日本国内でのアイリーア(R)の販売は参天製薬が行い、本剤の製造販売承認はバイエル薬品が保有します。本剤の医薬品情報提供活動は両社が共同で実施いたします。
* VEGF=血管内皮増殖因子(vascular endothelial growth factor)
バイエル薬品 代表取締役社長のハイケ・プリンツは次のように述べています。「参天製薬とのコラボレーションを延長することができ、これからも日本の患者さんにアイリーア(R)の治療ベネフィットを共にお届けできることを大変うれしく思います。7年にわたる両社の提携関係の成功を基盤として、引き続き参天製薬と緊密に連携して最新の学術情報を日本の眼科診療に従事される皆さまに提供し、治療向上に貢献してまいります」
参天製薬 取締役・専務執行役員 日本事業統括兼眼科事業部長の伊藤毅は次のように述べています。「参天製薬はこれまでの販売提携契約に基づき、いまだ日本において主な失明原因の上位として位置付けられる加齢黄斑変性を中心とした網膜疾患の未充足な治療ニーズの解消に、バイエル薬品と協働してまいりました。今後もアイリーア(R)を患者さんの元に届けることで、患者さんの生活の質の向上に、より一層貢献できることを期待しています」
なお、参天製薬社のアイリーア(R)の2019年3月期売上収益は、56,157百万円です。本契約に伴う参天製薬社の当期業績予想の修正は、予定しておりません。
※以下は添付リリースを参照
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