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ケンブリッジ大発スタートアップ、ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングが日本に進出

発表日:2019年12月19日

英国ケンブリッジ大学発ベンチャー、

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングが日本市場に本格進出

英ケンブリッジ大学発のベンチャーで、量子コンピューティング技術のグローバル先端企業であるケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・リミテッド(Cambridge Quantum Computing Limited、CEO:イリアス・カーン、本社:英国 ロンドン市、以下 CQC)は日本法人である、ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社を拡充することを発表しました。これは日本でも量子コンピューターの実用化に向けた研究や各種プロジェクトが具体化していることを受け、日本市場への本格参入を開始するものです。

2019年11月には米グーグルが、自身の量子コンピュータが従来の古典コンピュータでは解読が難しい問題を解く性能を示す「量子超越」の達成をしたことが大きな話題となりました。また、「アニーリング型」のDウエーブ・システムズの製品や、「ゲート型」のIBM Qなどが市場に提供され、研究者による利用が急速に進んでいます。国内でも「アニーリング型」「ゲート型」共に、ハードウェアの開発が複数の企業及び大学機関などで進められています。

日本政府も2019年11月に、2039年までの量子技術開発ロードマップを発表しました。20年度には19年度比の倍増となる300億円の予算を計上し、5年間で国内5か所以上に「量子技術イノベーション拠点」を整備するなど、本格的な計画が盛り込まれています。

このような市場動向の中、CQCは自社開発の量子コンピュータ向け汎用コンパイラー「t|ket>(TM)(◇)(ティケット)」や、量子化学の分析プラットフォーム「EUMEN」(ユーメン)などのソフトウェアを主に提供しています。また、量子コンピュータを用いた機械学習プラットフォームの開発も並行して行っております。

◇「t|ket>」の正式表記は添付の関連資料を参照

一方、量子コンピューターの性能が更に向上した場合、従来のサイバーセキュリティ基準では不十分であることが懸念されています。「耐量子」暗号技術(Post Quantum Cryptography、PQC)に基づく次世代基準の策定が、主要国の基準策定団体において複数年に渡り行われています。

このような動向の中、CQCは暗号関連デバイス(IronBridge(TM)(アイロン・ブリッジ))を2019年3月US RSA Conferenceで発表しました。IronBridge(TM)は量子コンピュータ普及後のサイバー・セキュリティ対策を目的としており、現在欧米において外部機関や企業などによる実証実験が行われています。

今回の日本市場本格参入に関し、同社のChief Business Officer(最高事業責任者)であるデニース・ラフナー(Denise Ruffner)は、以下のように述べています。

「我々の株主であるJSR株式会社のご支援の下、日本に進出できたことを嬉しく思っております。量子コンピュータはまだハードウェアの普及段階ですが、今後はアプリケーションの開発が普及の鍵を握るとも言われています。また、耐量子暗号技術も経済界において重要な懸念事項だと言われています。弊社は関連技術と製品をタイムリーに投入し、日本市場の拡大にも貢献したいと思っております。」

日本法人ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社の代表取締役社長 結解 秀哉(けっけ・しゅうや)は以下のように述べています。

「この度、日本市場への本格参入及び弊社日本法人における陣容の拡充を発表できることを喜ばしく思っております。日本企業の基礎技術に対する取り組みは世界トップレベルと言われており、量子技術の活用においても更なる投資を見込んでいます。欧米での大学や研究機関・産業界との共同研究で培った能力を基に、日本市場においても貢献出来るよう邁進してまいります。」

■ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングについて

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング(CQC)は、世界をリードする量子コンピューティング・ソフトウエア企業です。ケンブリッジ(英国)、サンフランシスコ、ロンドン、東京のオフィスに、35人の博士号保有者を含む60人を超える科学者を擁し、世界中に大きな影響を与える量子技術の商業化ツールを構築しています。

CQCは、量子ソフトウエアにおいて、とりわけ量子開発プラットフォーム(t|ket>(TM))、量子化学分野のエンタープライズ・アプリケーション(EUMEN)、量子機械学習(QML)、及び量子サイバー・セキュリティー・デバイス(IronBridge(TM))などを提供する専門知識を有しています。

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティング・ジャパン株式会社は、その日本法人です。

ケンブリッジ・クオンタム・コンピューティングの詳細については、

https://www.cambridgequantum.comをご参照ください。

t|ket>(TM)の詳細については、https://youtu.be/XYnOkcL8lPsをご覧ください。

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

「t|ket>」の正式表記

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0525773_01.pdf

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