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東京商工リサーチ、2019年(1-10月)「美容室」の倒産状況調査結果を発表

2019/11/11 15:55
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発表日:2019年11月11日

[特別記事]

2019年(1-10月)「美容室」の倒産状況

25万店がひしめく「美容室」業界

~2019年の倒産は過去最多の勢い、休廃業・解散も急カーブで増加~

美容室の倒産が急増している。2000年以降で最多だった2018年を上回ることが確実になった。

美容室はコンビニエンスストアの4.5倍、約25万店が全国でしのぎを削っている。このため、激しい競争に晒され2019年1-10月累計の「美容室」倒産は92件(前年同期比29.5%増、前年同期71件)に達している。すでに、1-10月累計は2000年以降で最多を記録し、年間でも過去最多の2018年(1-12月)の95件を更新する勢いで推移している。

また、倒産ではないが、事業を停止した休廃業・解散も急増中だ。2016年に初めて年間200件を超え、2017年にいったん200件を割り込んだが、2018年は再び過去最多の242件を記録。倒産件数の2.5倍と急増している。

「美容室」は、参入障壁が比較的低く、典型的な労働集約型の業種である。人口減少が続き、顧客獲得が厳しさを増すなか、追い打ちをかけるように大手や低価格チェーン、1,000円カット店が台頭し、生き残りは厳しさを増している。

※本調査は、「日本標準産業分類 小分類」における「美容業」の倒産、休廃業・解散を集計、分析した。

■「美容室」の1-10月倒産は92件

2019年1-10月累計の「美容室」倒産は92件(前年同期比29.5%増)に達した。同期間での比較では、2019年以降の20年間で最多だった2011年同期(81件)を上回り、最多記録を更新した。

年間でも最多の2018年(1-12月)の95件に迫り、初めて100件を上回る勢いで推移している。

■2018年「美容室」の休廃業・解散は242件

一方、東京商工リサーチの企業情報データベース(379万社)で美容室の「休廃業・解散」を抽出したところ、2018年(1-12月)の休廃業・解散は242件を数え、過去20年間で最多だった。

休廃業・解散は2013年から大幅に増え、2016年に初めて200件を突破した。倒産と休廃業・解散の合計は、市場から撤退した「美容室」を示すが、急カーブで上昇が続いている。

■負債額別、1億円未満が9割

負債額別は、1億円未満が87件(前年同期比27.9%増、構成比94.5%)と小・零細規模が9割以上を占めた。1億円以上5億円未満は5件(同150.0%増、同5.4%)、5億円以上はゼロ(前年同期1件)だった。

*グラフ資料は添付の関連資料を参照

*以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

グラフ資料

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0523109_01.jpg

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0523109_02.pdf

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